

2026年4月18日(土)から6月14日(日)まで、名古屋市の徳川美術館・名古屋市蓬左文庫にて、NHK大河ドラマ特別展「豊臣兄弟!」が開催されます。
2026年放送の大河ドラマと連動した本展は、豊臣秀吉の弟であり、豊臣家の天下を支えた最強のNo.2・豊臣秀長にスポットを当てた画期的な展覧会です。徳川美術館が誇る刀剣コレクションの白眉「名物 南泉一文字」をはじめ、兄弟の絆と激動の時代を物語る貴重な資料が一堂に会します。
徳川美術館の至宝「名物 南泉一文字」が彩る豊臣の記憶


本展の大きな見どころの一つが、徳川美術館の刀剣コレクションを象徴する重要文化財「刀 無銘 一文字(名物 南泉一文字)」の公開です。鎌倉時代に作られたこの名刀は、豊臣秀吉、秀頼、そして徳川家康へと受け継がれてきた歴史の証人でもあります。
後期日程(5月19日〜)に展示されるこの一振りは、豊臣から徳川へと移り変わる権力の奔流をその身に宿しています。また、大坂夏の陣で焼損する以前の姿を描いた「鯰尾藤四郎」の刀絵図も併せて展示され、刀剣ファンにはたまらない構成となっています。
最強のNo.2・豊臣秀長の知られざる素顔と功績
秀長は、冷静沈着で穏やかな性格から、兄・秀吉とライバル武将たちとの優れた調整役として知られました。「内々の儀は利休、公儀の事は秀長」と評されるほど、政権の安定に不可欠な存在でした。
本展では、秀長の肖像画をはじめ、その温厚で実務に長けた人柄が伝わる書状など、希少なゆかりの品々が揃います。百姓から武士となり、兄弟で天下一統を成し遂げたサクセスストーリーの裏側にある、秀長の「限界突破術」を読み解くことができます。
名古屋会場限定!50点の貴重資料と最多の重文公開
巡回展の第1会場となる名古屋では、全出展作品140点のうち約3分の1にあたる50点が限定公開されます。国宝2点、重要文化財31点という、巡回3会場の中でも最多の公開件数を誇る質・量ともに圧倒的な内容です。
特に、秀長の菩提寺である春岳院や大光院に伝わる肖像画の前後期公開、小早川家文書を通じた四国攻めの紹介など、秀長の武将としての足跡に焦点を当てた展示は、名古屋会場ならではの魅力といえます。
仲野太賀さんの音声ガイドで辿る兄弟の絆


展示をより深く楽しむための音声ガイドでは、大河ドラマで主人公・豊臣秀長を演じる仲野太賀さんがナビゲーターを務めます。秀長自身の視点から語られる言葉とともに、アナウンサー渡邊あゆみさんのナレーションが加わり、兄弟が成し遂げた天下一統の軌跡を臨場感たっぷりに辿ることができます。
- 会場レンタル版:1台 700円(税込)
- アプリ配信版「聴く美術」:800円(税込)※配信期間:2026年4月18日~11月8日(予定)
特別展「豊臣兄弟!」の開催概要・アクセス
会場となる徳川美術館は、名古屋市の中心部に位置し、アクセスの良さも魅力です。オンラインチケットは3月17日から販売が開始されます。
- 会期:2026年4月18日(土)~6月14日(日)
- 時間:10:00~17:00(最終入館 16:30)
- 休館日:月曜日(※G.W期間の5/2〜6は開館、5/7は休館)
- 会場:徳川美術館・名古屋市蓬左文庫
- 料金:一般 2,000円 / 高大学生 1,200円 / 中学生以下 無料
- アクセス:JR中央本線「大曽根」駅 南口より徒歩8分、または基幹2系統バス「徳川園新出来」より徒歩3分
2026年の初夏、武と智をそなえ、策と対話で時代を切り拓いた最強の補佐役・豊臣秀長の生き様を、ぜひその目で確かめてみてください。





