

出典:福岡市博物館
2026年4月22日(水)から6月14日(日)まで、福岡市早良区の福岡市博物館にて「第38回新収蔵品展 ふくおかの歴史とくらし」が開催されます。
開館以前から始められた資料収集活動は、今や21万件を超える膨大なコレクションへと成長しました。 本展では、令和5年度に新たに収蔵された5,858件の中から厳選された約70件がお披露目されます。 時代を超えて受け継がれてきた品々が語りかける、福岡の歩みと人々の営みの記憶に耳を傾けてみませんか。
「第38回新収蔵品展 ふくおかの歴史とくらし」の開催概要
初夏の爽やかな季節、落ち着いた展示室で福岡の歴史をじっくりと見つめることができます。
- 会期:2026年4月22日(水)〜6月14日(日)
- 開館時間:9:30~17:30(入場は17:00まで)
- 会場:福岡市博物館 企画展示室1~4
- 休館日:月曜日(祝休日の場合は翌平日)
4つの章で紐解く、福岡の美と武、そして祈り
展示は「福岡ゆかりの美術工芸」「福岡の戦国~江戸時代」「福岡のくらし」「福岡のいのりとまつり」の4つの章で構成され、多角的な視点から郷土の姿を浮き彫りにします。
- 武と美の継承:福岡藩のお抱え刀工・信国作の短刀や、藩御用絵師による絵画、文化人の書画などが展示されます。
- 歴史の証言:福岡藩士の家に大切に残されてきた古文書などは、当時の社会を映し出す貴重な鏡となります。
- まつりの記憶:博多祇園山笠をはじめとする、福岡の人々の心の拠り所である「まつり」に関わる道具も並びます。
日常が歴史に変わる瞬間「マッチ箱」から「絵日記」まで
本展の大きな魅力は、名高い名品だけでなく、かつての人々の日常を彩ったささやかな資料にも光が当てられている点にあります。
- 市民のくらし:かつて市内の飲食店等で配布されたマッチ箱や、大正・昭和時代の紙幣(兌換券・日本銀行券)などが、当時の生活の息遣いを伝えます。
- 子供たちの視点:市内の小学校2年生が夏休みに書いた絵日記も展示され、何気ない日常が歴史の一部として保存されていることを教えてくれます。
200円で触れる21万件の記憶。収集活動の意義を訪ねて
博物館に集まる資料は、その多くが市民の皆様からの寄贈や寄託に支えられています。 調査・研究を経て情報を整理し、目録を作成してデータベースで公開するという地道な活動の先に、本展のような「お披露目」の場があります。 私たちのくらしが、いかにして過去から現在へと繋がっているのかを再確認できる、大切な機会と言えるでしょう。
観覧料とアクセスのご案内
お手頃な料金設定で、常設展示とあわせて福岡の深い歴史を堪能することができます。
- 観覧料:一般 200円、高大生 150円(中学生以下は無料)
- ※常設展・企画展共通の料金です。
- 会場への歩み:福岡市博物館は、百道浜の閑静なエリアに位置しています。
2026年6月14日までの会期中、新しく収蔵された品々が紡ぎ出す「ふくおかの物語」に触れ、郷土への新たな関心を寄せてみてはいかがでしょうか。





