

2026年5月1日(金)より、福岡県八女市に鎮座する福島八幡宮にて、新茶の季節を五感で持ち帰る「新茶御朱印」の頒布が開始されます。
通常は飲用として楽しまれる八女茶を、そのまま“紙にする”という神社御朱印としては極めて珍しい試み。 地域の農業と製紙技術が交差することで生まれたこの一葉は、単なる記録を超え、初夏の八女の情景そのものを封じ込めた芸術品のようです。 手にした瞬間に広がる茶葉の香りと共に、この時期だけの特別な御神縁をご紹介します。
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2026年5月〜6月限定・福島八幡宮「新茶御朱印」の頒布概要
一枚ずつ手作業で仕立てられるため、わずか200枚のみ用意された貴重な御朱印です。
- 名称:新茶御朱印
- 頒布期間:2026年5月1日(金)〜6月30日(火)
- ※限定200枚のため、無くなり次第終了となります。
- 頒布場所:福島八幡宮 社頭 / オンライン授与所(5月1日 9:00より開始)
- 形式:紙でのお渡しのみ(手書きではなく特製和紙の頒布)
「農業×製紙」の融合が生んだ、香りを感じる特製和紙


この御朱印は、八女で茶の生産と製紙の両方を手がける株式会社中村園(中村製紙所)の協力により実現しました。
- 茶葉を漉き込む技法:八女茶そのものを和紙に取り込む特殊な技術が活かされています。
- 五感で味わう体験:ほんのりとした茶葉の香りを感じられる設計となっており、手にした瞬間に新茶の季節を実感できます。
- 季節を写す意匠:新緑と茶葉をイメージしたデザインが施され、視覚的にも初夏の八女を表現しています。
地域資源を再定義する「体験型授与品」の意義
今回の取り組みは、一次産業である農業と製造業である製紙業が融合した、新しい地域の表現方法でもあります。
- 素材の可能性:飲むための素材であったお茶を「香りを感じる紙」という新しい価値へと昇華させています。
- 体験を持ち帰る:単なる参拝の証ではなく、「地域の季節を持ち帰る体験」としての新しい観光コンテンツの側面を持ちます。
- 今後の展望:福島八幡宮では、今後も四季や文化と結びついた“体験型授与品”をシリーズ化していく予定です。
伝統と現代を繋ぐ「福島八幡宮」と「中村園」
地域とともに歩む両者の情熱が、この特別な御朱印を結実させました。
- 福島八幡宮:八女市本町に鎮座し、伝統を守りながらもSNSやオンラインを活用した現代的な発信を強化しています。
- 株式会社中村園:八女市を拠点に、製紙技術を背景とした“素材開発型の農業”を実践する農業法人です。
初夏の風を紙に留め、八女の息遣いを感じる
和紙の繊維の合間に息づく茶葉の姿は、八女の地が育んできた文化そのものです。 2026年5月の清々しい季節に、福島八幡宮でこの「新茶御朱印」を拝受し、初夏の香りと共に歩む豊かな時間を過ごしてみてはいかがでしょうか。






