

ペリーの来航からわずか15年という短期間で、静かな農漁村から国際都市へと劇的な進化を遂げた幕末の横浜。その変貌の軌跡を、多種多様に描かれた「絵図」を通して紐解く特別展「絵図で旅する幕末の横浜」が、2026年7月18日(土)より横浜都市発展記念館にて開催されます。
本展では、近年進展した歴史資料としての研究成果や、新たに発見された貴重な絵図を一堂に集結。活気あふれる160年前の横浜を旅するような感覚で、都市横浜のルーツを解き明かします。
目次(タップで記事に飛びます)
1. 時代を映し出すバラエティ豊かな「横浜の図面」
一口に絵図と言っても、その目的や手法は多岐にわたります。本展では、歴史を動かした様々な「視点」を一度に楽しむことができます。
- 警備と計画の記録:ペリー来航時の緊迫感を伝える警備図面や、幕府による手書きの都市計画図など、行政的な側面を持つ貴重な資料が公開されます。
- 美しき鳥瞰図と地図:プロの絵師が描いた色鮮やかでドラマチックな鳥瞰図や、外国人が測量した近代的な石版地図など、芸術性と正確さが交錯する作品が並びます。
- 時代を超えたガイド:展示会場では、時空を超えてやってきた「ハマっ子」が登場。幕末の横浜を楽しくご案内します。
2. 開催概要とアクセス情報
横浜開港資料館と横浜都市発展記念館の共催により、歴史的価値の高い展示が実現しました。
- 会期:2026年7月18日(土)~9月27日(日)
- 会場:横浜都市発展記念館(横浜市中区日本大通12)
- 開館時間:9時30分~17時(最終入館は16時30分まで)
- 入館料:一般 800円、小・中学生および横浜市内在住65歳以上 400円
- 休館日:月曜日(祝日の場合は開館、翌平日は休館)
3. 都市横浜のルーツを解き明かす「旅」の魅力
不正確な部分がありながらも、不思議と見る人を魅了してやまない幕末の絵図。それらは、現在の横浜という街がどのように形作られていったのかを雄弁に語る「ガイドマップ」です。
- 新発見の史料も:近年発見された新たな絵図も展示され、横浜の成り立ちに関する最新の研究に触れることができます。
- 160年前へのタイムトラベル:バラエティ豊かな絵図を道しるべに、文明開化の足音が聞こえる活気あふれた時代へと思いを馳せることができます。
4. まとめ:絵図が繋ぐ、横浜の過去と未来
かつての農漁村がいかにして世界に開かれた港町となったのか。本展は、私たちが知る「都市・横浜」の原点を、色鮮やかな視覚情報として再発見させてくれる貴重な機会となるでしょう。
この夏、日本大通に位置する歴史ある会場で、先人たちが描き残した横浜の姿を追いかけてみませんか。詳細は公益財団法人横浜市ふるさと歴史財団の公式サイトなどをご確認ください。






