【東京】2026年8月4日〜10月25日開催|東京国立博物館 本館3室で国宝「三日月宗近」&「厚藤四郎」が同時展示!名刀集う秋の刀剣展示の見どころを解説

日本刀の歴史に燦然と輝く最高峰の国宝刀剣が、上野の東京国立博物館にて奇跡の同時公開を迎えています。

東京国立博物館の本館3室では、2026年8月4日(火)から10月25日(日)までの期間、常設展示「刀剣」が開催されています。今回の展示では、天下五剣の筆頭にして国宝「太刀(名物 三日月宗近)」と、粟田口吉光の最高傑作である国宝「短刀(名物 厚藤四郎)」が同じ展示室に揃って並ぶという、刀剣愛好家にとって見逃せない構成となっています。平安時代から江戸時代にいたる16口の名刀と秋の季節を彩る刀装具の数々について、見どころを徹底解説します。

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天下五剣の至宝!国宝「太刀 三日月宗近」&粟田口の最高峰「短刀 厚藤四郎」

本館3室に足を踏み入れた瞬間、誰もが息を呑むのが日本の刀剣史を代表する国宝2口の輝きです。

  • 国宝「太刀(名物 三日月宗近)」三条宗近作:平安時代末期の山城国の名工・三条宗近の手による傑作。刃文に三日月形の打のけ(うちのけ)が多く現れることから名付けられ、「天下五剣」の中でも最も美しいと称えられます。
  • 国宝「短刀(名物 厚藤四郎)」粟田口吉光作:鎌倉時代、山城国の短刀の名手・粟田口藤四郎吉光の代表作。刀身の重ね(厚み)が約1.1cmと極めて厚く、鎧の上からでも突き通す「鎧通し(よろいどおし)」の剛健な造り込みが特徴です。
  • 重要文化財「直刀(号 水龍剣)」:奈良時代・8世紀の高貴な直刀。明治天皇のお手元刀として愛蔵され、明治金工の名人・加納夏雄が手がけた「水龍図」の拵で名高い至宝も同時展示されています。
  • 名刀の豪華な競演:国宝「太刀 長船長光」、重要文化財「太刀(号 今荒波)」備前一文字、重要文化財「太刀 越中則重」、重要美術品「短刀 伝相州正宗」など、名だたる刀工の名作全16口が並びます。

秋の風情を宿す優美な刀装具!薄・鈴虫・稲穂の鐔(つば)コレクション

刀身だけでなく、日本刀の拵を彩る刀装具(鐔・目貫・小柄・笄)の展示も大きな魅力です。

  • 季節の景物を取り入れた秋の鐔展示:8月18日からの後期展示では、薄(すすき)に鈴虫、稲穂、秋草、松月など、秋の訪れを感じさせるモチーフの鐔がずらりと展示されています。
  • 江戸金工の超絶技巧:名工・後藤乗真による「笹に蟹図笄」や、加納夏雄の「鯉魚図鐔」など、数ミリ単位の金属彫刻に込められた職人技を単眼鏡や肉眼でじっくり鑑賞できます。

展示概要

展覧会名本館(日本ギャラリー) 刀剣 展示
会期2026年8月4日(火) ~ 2026年10月25日(日)
会場東京国立博物館 本館 3室
所在地東京都台東区上野公園13-9
開館時間9:30 ~ 17:00(入館は閉館の30分前まで)
休館日月曜日(祝休日の場合は開館、翌平日休館)
観覧料(総合文化展)一般 1,000円 / 大学生 500円 / 高校生以下および満18歳未満、満70歳以上無料

アクセスガイド

  • 電車をご利用の場合
    • JR「上野駅」公園口、または「鶯谷駅」南口より徒歩約10分
    • 東京メトロ銀座線・日比谷線「上野駅」、千代田線「根津駅」より徒歩約15分
    • 京成電鉄「京成上野駅」より徒歩約15分
  • お車をご利用の場合
    • 首都高速道路 1号上野線「上野出入口」より約5分
    • ※東京国立博物館館内に駐車場はありません。上野恩賜公園周辺の有料パーキングをご利用ください。

まとめ・公式案内

国宝「三日月宗近」と「厚藤四郎」、そして「水龍剣」が一堂に会する東京国立博物館・本館3室の刀剣展示は、日本の刀剣美の頂点を肌で感じられる特別な機会です。10月25日(日)までの長期展示となっていますので、ぜひ秋の上野で千年の輝きをお確かめください。

【公式サイト案内】
・展示詳細ページ:東京国立博物館 刀剣作品リスト公式ページ
・東京国立博物館 公式ホームページ:東京国立博物館 公式サイト

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この記事の案内人

刀剣や浮世絵などの古典美術・アートに深い造詣を持つクリエイター兼ライター。「美しいものには、必ず語るべき物語が宿っている」。デザインと文化の交差点から、地域の隠れた魅力や展覧会の見どころを丁寧にお届けします。

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