【岐阜】2026年2月27日〜12月27日開催|光ミュージアム特別展「刀剣とやまと心」!国宝「太刀 銘 康次」や国宝「七星剣」写しなど名刀と武士道美術の魅力を解説

出典:光ミュージアム

飛騨高山の静謐なミュージアムにて、古代の石剣から国宝の太刀、そして武士道の精神美に迫る壮大な展覧会が開催されています。

岐阜県高山市の光ミュージアム(Hikaru Museum)では、2026年2月27日(金)から12月27日(日)までの期間、特別展「刀剣とやまと心」が開催されています。数少ない国宝指定の日本刀である備中青江派の至宝「太刀 銘 康次」をはじめ、聖徳太子の佩刀として名高い国宝「七星剣」の精緻な現代写し、さらには弥生時代の石剣・銅剣から江戸・現代刀までを一堂に展示。刀剣が武器を超えて「持つ者の品格や権威の象徴」となり、日本人の精神性“やまと心”を育んできた歴史を辿る本展の見どころを詳しく解説します。

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備中青江派の至宝!国宝「太刀 銘 康次」&聖徳太子佩刀・国宝「七星剣」写し

本展の最大のハイライトは、中世の息吹をそのまま伝える国宝刀剣と、飛鳥の神秘を甦らせた至高の複製展示です。

  • 国宝「太刀 銘 康次」:鎌倉時代初期(建暦頃)、備中国(現在の岡山県西部)で栄えた青江派の刀工・康次による傑作。澄んだ地鉄に現れる縮緬肌(ちりめんはだ)と、気品あふれる直刃調の刃文は国宝の名にふさわしい静謐な輝きを放ちます。
  • 国宝「七星剣」写し(現代刀匠・大野義光作):四天王寺所蔵の飛鳥時代の国宝直刀「七星剣」を、現代屈指の名匠・大野義光氏が精緻に再現。北斗七星や雲気文が金象嵌で施された古代の聖なる意匠を間近で観察できます。
  • 鎌倉・室町・江戸の名刀が揃い踏み:山城の名工・了戒による鎌倉時代の「太刀 銘 了戒」、室町後期の「刀 銘 藤原家次作」、江戸時代中期の薩摩新刀「刀 銘 一葉葵紋主水正正清」など、各時代を代表する実力派刀工の作刀が並びます。

弥生時代の石剣から武士道美術まで!千年の歴史を辿る42点の豪華目録

本展は日本刀の枠にとどまらず、武具・甲冑、そして武士道精神を表現した絵画や茶道具まで幅広く網羅されています。

  • 古代の刀剣の源流:弥生時代の「磨製石剣」「銅戈」、古墳時代の「頭椎大刀(かぶつちのたち)」など、鉄器以前から続く日本の武器・祭器の変遷を一望できます。
  • 武具工芸と刀装具の粋:金梨子地鳳凰蒔絵糸巻太刀拵や、奈良利寿作の「宇治川先陣図 縁頭」「鍾馗に鬼図 縁頭」、成龍軒栄寿作の「龍図 鐔・目貫・縁頭」など、江戸金工の超絶技巧が光る名品が揃います。
  • 武将・文化人の名宝と書画:千利休の茶杓や墨木の文、伊達政宗の和歌、勝海舟の漢詩、前田青邨の「武将」、北村西望の「織田信長像」など、武家の教養と精神性を象徴する歴史的遺産が展示を彩ります。

展示概要

展覧会名特別展「刀剣とやまと心」
会期2026年2月27日(金) ~ 2026年12月27日(日)
会場光ミュージアム(Hikaru Museum)
所在地岐阜県高山市中山町175
開館時間10:00 ~ 17:00(入館は16:00まで)
休館日毎週火曜日・水曜日(※祝日の場合は開館)
入館料大人 1,000円 / シニア(65歳以上) 800円 / 高校・大学生 500円 / 小・中学生 無料

アクセスガイド

  • 公共交通機関をご利用の場合
    • JR高山本線「高山駅」西口より市内循環バス「のらマイカー」西線(光ミュージアム前経由)で約15分、「光ミュージアム前」バス停下車すぐ
    • 高山駅よりタクシーで約7分
  • お車をご利用の場合
    • 中部縦貫自動車道「高山西IC」または「高山IC」より約10分
    • ※無料駐車場(普通車約200台収容・大型バス対応)を完備しています。

まとめ・公式案内

光ミュージアムの特別展「刀剣とやまと心」は、国宝「太刀 銘 康次」をはじめとする古代から現代までの刀剣と、武士道にまつわる絵画・工芸の優品を通して、日本人が受け継いできた精神性に深く触れられる貴重な展覧会です。12月27日(日)までのロングラン開催となっておりますので、秋の飛騨高山観光と合わせてぜひお立ち寄りください。

【公式サイト案内】
・展覧会詳細ページ:光ミュージアム 特別展「刀剣とやまと心」公式案内
・光ミュージアム 公式ホームページ:光ミュージアム(Hikaru Museum)公式サイト

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この記事の案内人

刀剣や浮世絵などの古典美術・アートに深い造詣を持つクリエイター兼ライター。「美しいものには、必ず語るべき物語が宿っている」。デザインと文化の交差点から、地域の隠れた魅力や展覧会の見どころを丁寧にお届けします。

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