【1/20〜3/15】九博20周年!特別展「平戸モノ語り」開幕。静山と熈、親子の情熱に迫る

静かな情熱が宿る「モノ」の背景には、それを愛し、守り抜こうとした人々の物語があります。九州国立博物館(九博)開館20周年の最後を締めくくる特別展が、2026年1月20日(火)にいよいよ開幕ですッ!

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特別展「平戸モノ語り」|松浦静山と熈、至宝を通して紐解く親子の情熱

江戸後期の平戸藩を治めた親子、松浦静山と熈(ひろむ)。本展では、彼らが愛し、守り伝えた多彩なコレクションを通して、平戸藩の誇り高き歴史をたどります。特に、静山の時に作成が始まり、熈の代で完成した家宝の記録図『家世修古図(かせいしゅうこず)』の全点初公開は、歴史ファンならずとも見逃せませんッ!

物語を語る、主な展示品のご紹介

1. 静山の蒐集:知的好奇心が爆発した「考証」の品々

  • 『百物語化物図(ひゃくものがたりばけものず)』:静山の幅広い興味を示す、ユーモラスでどこか愛らしい妖怪図鑑。
  • 『河太郎図(かわたろうず)』:静山本人が描いたと伝わる河童の絵。人間味あふれる筆致に注目です。
  • 重要文化財『木村蒹葭堂像(きむらけんかどうぞう)』:静山の好古仲間であった大坂の大収集家を描いた肖像(※2/8まで)。

2. 熈の継承:藩の誇りを次世代へ繋ぐ「修復・制作」の品々

  • 『神龍鎧(しんりゅうよろい)』:熈が細部にまでこだわり抜いて制作させた、威厳あふれる特別な甲冑。
  • 『大鳥の卵(おおとりのたまご)』:珍しいダチョウの卵の殻。当時の平戸藩の国際的な好奇心を象徴する装飾品です。
  • 『松浦鎮信(法印)像』:藩祖の重要な肖像画を、熈が使命感を持って修復。歴史を継ぐ覚悟が伝わります(※2/17〜)。

3. 親子が守った「家宝」の物語

  • 『家世修古図』:松浦家に伝わる家宝を精緻な図で記録したアーカイブ。今回は、図に描かれた実際の家宝(後醍醐天皇ゆかりの裂や、室町将軍から授けられた鎧など)と並べて比較鑑賞できる、贅沢な展示構成となっています。

九博20周年を祝う多彩な取り組み

  • 音声ガイド:俳優の井上芳雄さんが、深みのある語り口で「平戸モノ語り」の世界へと誘います。
  • 18歳未満無料:九博の特別展としては初めて、高校生以下・18歳未満の観覧料が無料に!
  • コラボメニュー&グッズ:館内の「いい乃じ」でのヒラメ漬け丼や、福祉事業所と連携したまごころ溢れるオリジナルグッズも展開されますッ。

開催概要

項目詳細内容
会期2026年1月20日(火) ~ 3月15日(日)
(前期: 1/20~2/15、後期: 2/17~3/15)
会場九州国立博物館 3階 特別展示室
観覧料一般 2,000円 / 大学生 1,200円
※高校生以下・18歳未満無料

詳細は、九州国立博物館 公式サイトをチェックしてください。会場内は一部を除き写真撮影も可能ですッ!

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