かつて九州の鉄道の要衝として栄え、「鉄道のまち」として知られる佐賀県鳥栖市。
その歴史と記憶を未来へつなぐイベント「門トス鉄道フェス2025」が、2025年12月11日(木)よりJR鳥栖駅構内の施設にて開催されます。
昨年開催時は5日間で約500名が来場した人気企画。
今年は会期を10日間に延長し、展示内容もパワーアップして皆様をお迎えします。
目次(タップで記事に飛びます)
イベントの見どころ
会場では、鉄道ファンはもちろん、小さなお子様連れのご家族も楽しめるコンテンツが用意されています。
1. 迫力の鉄道模型(Nゲージ・HOゲージ)
精巧に作られたNゲージに加え、より大型で迫力のあるHOゲージ等の走行展示が行われます。
※一部、有料での走行運転体験も検討されています。
2. キッズも大興奮!プラレールエリア
JR九州の車両で遊べる「プラレールエリア」が登場。
子どもたちが自由に遊べるスペースがあるため、親子での参加にも最適です。
3. 鳥栖駅の歴史を学ぶ展示
写真や絵、市民有志による資料解説で振り返る「鳥栖駅の歴史」コーナーや、来場者みんなで作る「思い出の鳥栖駅年表」など、この場所ならではの展示が行われます。
「門トス鉄道復活隊」の想い
本イベントを主催するのは、市民団体「門トス鉄道復活隊」です。
その背景には、かつて鳥栖駅近くで鉄道カフェ「門トス」を営み、鳥栖に鉄道資料館を作ることを夢見ながら2024年に逝去された田中伍夫さんの存在があります。
「鉄道のまち 鳥栖」を次世代へ残したい。
そんな田中さんの遺志を引き継ぎ、市民の手によって開催される温かいイベントです。
開催概要・アクセス
- イベント名:門トス鉄道フェス2025
- 開催期間:2025年12月11日(木)~12月21日(日)
- 時間:10:00〜17:00
- 会場:鳥栖電力区・鳥栖信号通信区2階会議室
- アクセス:JR鳥栖駅 改札より「会場案内看板」を掲出予定
- 駐車場:なし(※鳥栖駅立体駐車場や近隣コインパーキングをご利用ください)
- 入場料:無料
普段はなかなか入れない駅施設での開催です。
鳥栖駅名物の「かしわうどん」を食べがてら、鉄道ロマンに浸る一日はいかがでしょうか。
【参考リンク】
門トス鉄道フェス2025 詳細(鳥栖未来計画)
