【2/1〜3/11開催】JR熊本駅そばで「令和8年くまもと春の植木市」。四百余年の歴史を繋ぐ、花と緑の大祭

出典:熊本市

天正年間から四百数十年以上の歴史を誇る、熊本の早春の風物詩「くまもと春の植木市」が、2026年2月1日から開催されます。かつての隈本城主・城親賢公が地域の賑わいのために始めたとされるこの市は、今や熊本を代表する一大行事。JR熊本駅からほど近い白川のほとりに、花や緑、そして人々の活気が集まります。長い歴史に裏打ちされた、確かな品々と出会うための見どころを整理しました。

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肥後の園芸文化が息づく、多彩な展示販売

熊本の園芸文化は、かつての藩主・細川重賢公が植物栽培を奨励した宝暦年間から大きく発展しました。その精神を受け継ぐ本市では、専門的な庭園樹から日常を彩る草花まで、多岐にわたる品々が並びます。

会期2026年2月1日(日)~3月11日(水)
時間9:30~16:30(最終日は16:00まで)
会場白川橋左岸緑地(JR熊本駅東側)
備考2月15日(日)は熊本城マラソンのため休園

時代を超えて愛される「肥後六花」の源流

会場では、肥後椿や肥後菊など「肥後六花」に代表される熊本独自の美学を感じることができます。

  • 造園・盆栽:熟練の技術が詰まった盆栽や、重厚な庭石、石灯籠などが並びます。
  • 暮らしの彩り:鉢物や観賞魚、さらには思わぬ掘り出し物が見つかる骨董品の展示販売も。
  • 食の愉しみ:会場内には飲食物のブースも並び、川沿いの開放的な空気の中で一息つくことができます。

知っておきたい実務的なポイント

歴史ある市の雰囲気を存分に愉しむために、事前の確認が有効な情報をまとめました。

  • ペットとの同伴:会場内はペットと一緒に入場可能です。リードの着用とマナーを守り、愛犬と共に緑の中を歩く穏やかな時間を過ごせます。
  • アクセス:会場はJR熊本駅から徒歩約5分と非常に好立地です。駐車場には限りがあるため、JRや市電、バスといった公共交通機関を利用するのが、当日の滞在をスマートにする鍵となります。
  • 気象と足元:河川敷での開催となるため、当日の天候に合わせた服装や、歩きやすい靴での来場をおすすめします。

歴史の深みを感じる散策

ただ商品を眺めるだけでなく、かつての城主が子供たちを想って始めたという市の由来や、歴代藩主が愛した園芸の歴史に思いを馳せてみてください。その背景を知ることで、目の前にある一鉢一鉢が、より特別な価値を持って見えてくるはずです。

四百年以上、熊本の春を告げ続けてきた伝統の市。JR熊本駅周辺の再開発で賑わうエリアと、変わらぬ白川の情景が交差する場所で、今の暮らしに馴染む「至高の緑」を探しに出かけてみてはいかがでしょうか。

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