琵琶湖を望む景勝の地、大津・三井寺(園城寺)が最も爽やかな季節を迎えます。
2026年4月25日(土)から5月17日(日)までの期間、初夏の恒例行事『あお若葉の競演2026』が開催されます。
幾多の戦火を乗り越えてきた「不死鳥の寺」として知られる三井寺。鮮やかな緑に包まれた35万坪もの広大な境内で、この時期しか立ち入れない特別な拝観や、古くから伝わる祭礼を巡る「祈りの旅」のポイントを整理しました。
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2026年4月25日開始!国宝・金堂の内陣を巡る特別拝観


出典:三井寺
今回の催事の目玉は、北政所(おね)が再建したことでも知られる国宝・金堂の特別拝観です。
- 拝観期間:2026年4月25日(土)~5月17日(日)
- 内容:普段は立ち入ることのできない金堂内陣において、重要文化財の「釈迦三尊像」や「毘沙門天像」「文殊菩薩像」「不動明王像」を一堂にお参りできます。
- 限定御朱印:釈迦三尊とあお若葉がデザインされた、この時期だけの特別な御朱印(志納料500円)が授与されます。
600年以上続く子供の守り神「千団子祭」
5月の半ばには、三井寺の伝統を象徴する祭礼が行われます。
- 会期:2026年5月16日(土)・5月17日(日)
- 会場:三井寺 護法善神堂
- 行事内容:鬼子母神に1,000個の団子を供え、子供の健やかな成長を願います。放生池では、亀の甲羅に子供の名前と年齢を書き、池に放って無病息災を祈る「放生会(ほうじょうえ)」も行われ、境内は多くの家族連れで賑わいます。
豊臣家から若き才能まで、多彩な展示と茶会
国宝・金堂周辺では、歴史ファンやアートファン必見のイベントも同時開催されています。
- 「豊臣兄弟とその時代」展(金堂内):豊臣家ゆかりの古文書や寄進状を展示。
- 尾上瑞紀個展(金堂内):15歳の視点で描かれた壮大な地球絵巻を初公開。
- 三井寺自然茶会(5月6日限定):境内の古樹から摘んだ新芽を釜炒りした、希少な緑茶を味わえます(10,000円/要予約)。
参拝ガイド:時間と料金について
三井寺の境内は非常に広いため、動きやすい靴での参拝をおすすめします。
- 入山料:大人 800円/中高生 500円/小学生 300円
- 金堂特別拝観料:別途 500円
- 拝観時間:9:00~16:30(16:00受付終了)
- 所在地:滋賀県大津市園城寺町246
- アクセス:京阪石山坂本線「三井寺」駅より徒歩約10分
最後に
「三井晩鐘」の音色がかすかに響き、風に揺れる青もみじが堂塔を彩る風景。この時期の三井寺は、歩いているだけで心が洗われるような清浄な空気に満ちています。
歴史ある国宝建築の中で、仏像や名宝、そして現代のアートに触れるひとときは、日常を忘れさせてくれるはず。2026年の大型連休から初夏にかけて、滋賀・大津の聖地を訪ねてみてはいかがでしょうか。
詳しいイベントスケジュールや茶会の予約については、三井寺 公式サイトにて最新情報をご確認ください。





