

出典:香山ラベンダーの丘
初夏の風が世羅高原を吹き抜ける頃、広島県世羅郡世羅町にある「黒瀬農園 香山ラベンダーの丘」は、鮮やかな紫色と気品あふれる香りに包まれます。2026年6月13日(土)から7月20日(月・祝)まで、毎年多くの人々が心待ちにしている「ラベンダーフェスタ2026」が開催されます。
今年のテーマは「ラベンダーの香りに、心ほどける夏。」。忙しい日常の中で、知らず知らずのうちに強張っていた心と体を、ラベンダーの柔らかな香りと緑豊かな森の空間が優しく解きほぐしてくれます。西日本最大級を誇る広大なラベンダー畑を眺め、木々の間を抜ける涼しい風を感じる時間は、まさに至福のひととき。この記事では、2026年のフェスタの見どころや、この時期ならではの体験プログラム、そして世羅高原での快適な過ごし方について詳しくご紹介します。
西日本最大級の紫の絨毯。時期によって表情を変えるラベンダーの競演
香山ラベンダーの丘の最大の魅力は、その圧倒的なスケールと、多様な品種が織りなす色彩のグラデーションです。開園期間の前半(6月中旬頃まで)は、早咲きのイングリッシュラベンダーをはじめ、ウサギの耳のような形が愛らしいペタンクラータ、繊細な葉が特徴のレースラベンダー、そしてフリンジラベンダーなどが次々と咲き誇ります。
そして6月中旬からは、ラベンダーの代名詞ともいえる「グロッソラベンダー」が主役の座を引き継ぎます。グロッソは花穂が大きく、香りが非常に強いのが特徴で、畑一面が深い紫色に染まる光景は圧巻の一言です。ラベンダーの香りには、神経や筋肉の緊張をほぐすリラックス作用があるとされており、風に揺れる花々を眺めているだけで、自然と深い呼吸へと導かれます。バラやハーブが彩りを添えるガーデンを散策しながら、五感すべてで初夏の訪れを感じてみてください。
「心ほどける夏」を体感。森の中で過ごすゆるやかな時間
混雑が予想されるため、周辺の宿泊施設や飲食店の事前予約・空きチェックがおすすめです。
今年のテーマが示す通り、香山ラベンダーの丘は単に花を観賞するだけの場所ではありません。森の静寂とラベンダーの香りに包まれながら、自分自身を慈しむための場所です。園内には木陰で読書を楽しめるスペースや、心地よい風が通り抜けるカフェが併設されており、思い思いのスタイルで「ゆるやかな時間」を過ごすことができます。
カフェでは、ラベンダーフェスタ期間限定のオリジナルフードやドリンクが提供されます。爽やかな香りが鼻を抜けるラベンダーティーや、見た目にも涼やかなスイーツは、散策後の火照った体を優しく癒やしてくれるでしょう。また、ハーブ苗の販売も行われており、自宅の庭やベランダに世羅の香りを持ち帰ることも可能です。ペット同伴での入園も許可されているため、大切な家族の一員であるワンちゃんと一緒に、紫色の絨毯の中を散歩する贅沢な休日も叶います。
初日から開催!グロッソラベンダーの摘み取りプレゼント
ラベンダーフェスタの恒例行事として、来場者に絶大な人気を誇るのが「グロッソラベンダーの摘み取りプレゼント」です。2026年はフェスタ初日の6月13日(土)より開始されます。花穂が大きく香り高いグロッソラベンダーを自らの手で摘み取り、持ち帰ることができるこの企画は、まさに旅の思い出を形にする素敵な贈り物です。
摘み取ったラベンダーは、生花として飾るのはもちろん、乾燥させてドライフラワーにしたり、ポプリやサシェ(香り袋)にしたりと、自宅でも長く楽しむことができます。摘み取り可能な本数は開花状況によって変動するため、お出かけ前に公式サイトのトップページを確認することをお勧めします。さらに、もっとたくさん持ち帰りたいという方のために、有料での追加摘み取りも用意されています。自分の手で収穫する際の、指先に残る濃厚な香りは、この場所でしか味わえない特別な体験となるでしょう。
伝統の手仕事に触れる。「ラベンダースティック教室」開催
ラベンダーの香りをより長く、美しく暮らしに取り入れたい方におすすめなのが、2026年7月11日(土)と12日(日)の2日間限定で開催される「ラベンダースティック教室」です。ラベンダースティック(フゼット)は、フランスの伝統的な手仕事から生まれたもので、ラベンダーの茎を折り曲げ、リボンを編み込んで花の香りを閉じ込める工芸品です。
このスティックは香りが非常に長く続くのが特徴で、枕元に置いてリラックスタイムのお供にしたり、クローゼットに入れて防虫効果を期待したりと、実用性にも優れています。森の香りに包まれながら、一本一本丁寧に仕上げる作業は、没頭することで心が整うマインドフルな体験となるはずです。世界にひとつだけの香りの贈り物を、大切な人へ、あるいは自分自身のために作ってみませんか。予約優先案内となっているため、参加を希望される方はお電話または公式InstagramのDMでの事前予約がスムーズです。
ラベンダースティック教室 開催概要
- 開催日:2026年7月11日(土)・12日(日)
- 時間:10:00~14:30(随時受付・所要時間約40分)
- 定員:一度に10名程度(予約優先)
- 参加費:1,500円(ラベンダー・リボン・ドリンク付き)
「ラベンダーフェスタ2026」開催概要
| イベント名 | ラベンダーフェスタ2026(Lavender Festa 2026) |
|---|---|
| 開催期間 | 2026年6月13日(土)~7月20日(月・祝) |
| 開園時間 | 9:00~17:00(最終入園16:30) |
| 会場 | 黒瀬農園 香山ラベンダーの丘(広島県世羅郡世羅町別迫794-9) |
| 入園料 | 大人 900円、小学生 300円(15名以上の団体は10%割引) |
| 主な内容 | ラベンダー摘み取り、ワークショップ、カフェ、ハーブ苗販売、ペット同伴可 |
| 公式サイト | 香山ラベンダーの丘 公式サイト |
アクセスガイド:世羅高原への行き方と駐車場の仕組み
香山ラベンダーの丘が位置する世羅高原は、広島県内でも有数のドライブコースとして知られています。公共交通機関は限られているため、お車での来場が最も一般的で便利です。
お車でのアクセス
- 尾道自動車道(中国やまなみ街道):「世羅IC」より約15分。ICを降りた後は、周辺に設置されている案内看板に従って進むとスムーズです。
- 山陽自動車道:「河内IC」より約40分。
駐車場の情報
園内には無料の大型駐車場が完備されています。ラベンダーフェスタ期間中の週末は混雑が予想されますが、収容台数には余裕があるため、安心して来場いただけます。ただし、摘み取り体験やワークショップを希望される場合は、比較的空いている午前中の早い時間帯に到着することをお勧めします。
世羅高原の気候と服装のアドバイス
世羅高原は標高が高いため、広島市中心部などの平地と比べると気温が3〜5度ほど低く、爽やかな気候です。しかし、初夏の陽射しは非常に強いため、帽子や日傘などの紫外線対策は必須です。また、園内は自然の地形を活かした散策路となっているため、履き慣れたスニーカーなどの歩きやすい靴でお越しください。急な天候の変化に備え、薄手の羽織るものがあると安心です。
まとめ:2026年の夏、世羅で「自分を癒やす」特別な一日を
2026年6月13日から始まる「ラベンダーフェスタ」は、単なる花のイベントを超え、訪れる人々に深い癒やしと安らぎを与えてくれる特別な期間です。西日本最大級のラベンダー畑が放つ芳醇な香りと、世羅高原の豊かな自然。その中で過ごす時間は、日々の喧騒で忘れかけていた「心のゆとり」を取り戻させてくれるでしょう。
摘み取ったラベンダーを手に、カフェでひと息つき、森の風に吹かれる。そんな贅沢な夏の一日を、ぜひ香山ラベンダーの丘で体験してください。紫色の花々が揺れる丘で、心ほどける瞬間があなたを待っています。
最新の開花状況やイベントの詳細は、公式サイトをご確認ください。










