【石川県立美術館】北斎・広重 大浮世絵展は必見!見どころとチケット情報も徹底解説

二大巨匠の作品を約200点で楽しめる!

葛飾北斎と歌川広重は、国内外で絶大な人気を誇る二大浮世絵師です 。北斎は『冨嶽三十六景』に代表される、大胆な構図と象徴的な色使いが特徴です 。一方、広重は『東海道五拾三次』を世に送り出し、抒情に満ちた風景画で後期印象派の画家をも魅了しました

本展では、浮世絵コレクター中右瑛氏の所蔵品から、約200点の貴重な作品が展示されます

ここが見どころ!浮世絵マニアも初心者も楽しめる6つのテーマ

この展覧会の見どころは、二人の作品を6つの章に分けて比較しながら鑑賞できる点にあります 。旅、風景、歌舞伎、そしてユーモアなど、多岐にわたるテーマで二人の画風の違いを楽しめます

1. 東海道五十三次 対決

北斎と広重がそれぞれ描いた「東海道五十三次」を見比べることができます 。広重の代表作と、旅の風俗や人々の暮らしに焦点を当てた北斎の作品を比較できる、絶好の機会です

2. 歌舞伎 対決

忠臣蔵や武者絵、役者絵など、二人が描いた歌舞伎の世界を紹介

3. 名所 対決

日本の各地を描いた風景画や、当時の女性の姿を描いた美人画を展示

4. 版元 対決

北斎の『冨嶽三十六景』と広重の『名所江戸百景』という代表作の裏側にいた、二人の版元に焦点を当てます

5. ユーモア 対決

北斎の『百物語』や『北斎漫画』、広重の戯画など、二人の遊び心あふれる作品が並びます

6. 肉筆画 対決

一点物である、非常に貴重な肉筆画を鑑賞できる、特別な章です

チケット情報とアクセス

  • 観覧料(税込):
    • 一般: 当日 1,400円 / 前売 1,200円
    • 高校・大学生: 当日 900円 / 前売 700円
    • 小・中学生: 当日 600円 / 前売 400円
    • ※未就学児は無料 。
    • ※各種割引については公式サイトでご確認ください 。
  • アクセス:
    • バス: JR金沢駅兼六園口(東口)から路線バスで「広坂・21世紀美術館(石浦神社前)」または「出羽町」下車、徒歩5〜10分 。
    • 自動車: 北陸自動車道「金沢西」または「金沢森本」ICから20〜30分 。

開催概要

  • 展覧会名: 北陸中日新聞発刊65周年記念 北斎・広重 大浮世絵展 ―巨匠対決!夢の競演 あなたはどっち派?―
  • 会期: 2025年9月6日(土)~ 2025年10月5日(日)
  • 会場: 石川県立美術館(金沢市出羽町2-1)
  • 開館時間: 9:30〜18:00(最終入場は17:30まで)
  • 休館日: 会期中無休
  • 公式サイト: 北斎・広重 大浮世絵展 | 展覧会 | 石川県立美術館

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