【山形】2026年7月11日〜11月25日開催|上杉神社稽照殿「秋の優品展」!景勝公所用の重要文化財「太刀 銘 助宗」と兼続公の甲冑兜の魅力を解説

上杉家ゆかりの名宝と武家文化の歴史を伝える上杉神社にて、甲冑兜の修理完了を記念した特別展が開催されています。

山形県米沢市の上杉神社宝物殿「稽照殿(けいしょうでん)」では、2026年7月11日(土)から11月25日(水)までの期間、企画展「秋の優品展 甲冑兜修理記念 -上杉景勝公/直江兼続主従-」が開催されています。本展の中心的な展示として注目を集めるのが、上杉景勝公の佩刀として伝来した重要文化財「太刀 銘 助宗」です(7月11日〜9月8日中心展示)。直江兼続公所用の「愛」の前立兜をはじめとする甲冑優品が一堂に集う展示の見どころを詳しくご紹介します。

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上杉景勝公所用の名刀!重要文化財「太刀 銘 助宗」

稽照殿の秋の展示において、刀剣愛好家から最も注目を集めているのが、鎌倉時代初期の備前福岡一文字派の名工・助宗による重要文化財「太刀 銘 助宗」です。

  • 上杉景勝公が佩用した上杉家伝来の名刀:上杉景勝公の佩刀として上杉家に伝来し、大正時代に松岬神社へ奉納された由緒ある太刀です。
  • 質実剛健な「革柄革包太刀拵」:本刀には、実戦の気迫をそのまま宿した「革柄革包太刀拵(重要文化財附指定)」が伴います。華美な装飾を排し、実用性と気品を重んじた上杉家の武士道精神が色濃く反映されています。
  • 福岡一文字派の風格ある太刀姿:刃長約77.2cm(2尺5寸5分)。鎌倉初期の堂々たる踏ん張りと、助宗ならではの丁子乱れの刃文が気品を漂わせます。

直江兼続公の「愛」の前立兜&修理記念の甲冑優品が一堂に

稽照殿には、刀剣のみならず戦国史にその名を刻む甲冑・武具の傑作が多数展示されています。

  • 直江兼続公所用「愛の前立兜(金小札浅葱糸威二枚胴具足)」:愛染明王または愛宕権現の加護を願った「愛」の文字を前立にあしらった名兜。武将の覚悟と美学を目の当たりにできます。
  • 甲冑兜修理記念の特別展示:修理事業の完了を記念し、上杉景勝公所用の「紫糸威伊予札五枚胴具足」や、重要文化財「色々威腹巻」など、主従の絆を物語る名品が公開されています。
  • 学芸員によるギャラリートーク:会期中には稽照殿館長によるギャラリートーク(入館者無料)も実施され、武具工芸の歴史的背景を深く知ることができます。

展示概要

展覧会名 秋の優品展 甲冑兜修理記念 -上杉景勝公/直江兼続主従-
会期 2026年7月11日(土) ~ 2026年11月25日(水)
※重要文化財「太刀 銘 助宗」は7月11日(木)~9月8日(火)中心展示
会場 上杉神社 宝物殿「稽照殿(けいしょうでん)」
所在地 山形県米沢市丸の内1-4-13(松が岬公園内)
開館時間 9:00 ~ 16:00(受付は15:45まで)
休館日 9月9日(水)、10月14日(水)、11月11日(水)
入館料 一般 700円 / 高・大学生 450円 / 小・中学生 300円

アクセスガイド

  • 電車・バスをご利用の場合
    • JR山形新幹線・奥羽本線「米沢駅」より市民バス(市街地循環バス右回り)で約8分、「上杉神社前」バス停下車すぐ
    • 山交バス「白布温泉行き」で約8分、「上杉神社前」バス停下車徒歩約3分
  • お車をご利用の場合
    • 東北中央自動車道「米沢中央IC」または「米沢八幡原IC」より約15分
    • ※松が岬公園・上杉神社周辺の無料観光駐車場(普通車約300台)をご利用いただけます。

まとめ・公式案内

上杉神社稽照殿の「秋の優品展」は、上杉景勝公が佩用した重要文化財「太刀 銘 助宗」をじっくり鑑賞できる貴重な機会です。直江兼続公の「愛」の兜とともに、戦国上杉主従の武士の美意識に触れる旅へ出かけてみてはいかがでしょうか。

【公式サイト案内】
・開館・展示案内ページ:稽照殿-上杉神社 2026年開館と展示のお知らせ公式ページ
・稽照殿-上杉神社 公式サイト:稽照殿-上杉神社(宝物殿) 公式ホームページ

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この記事の案内人

刀剣や浮世絵などの古典美術・アートに深い造詣を持つクリエイター兼ライター。「美しいものには、必ず語るべき物語が宿っている」。デザインと文化の交差点から、地域の隠れた魅力や展覧会の見どころを丁寧にお届けします。

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