2026年の干支「午(馬)」にちなんだ新春特集展示「うまづくし—干支を愛でる—」が、2025年12月16日(火)から2026年1月25日(日)まで、京都国立博物館 平成知新館にて開催されます。
かつて馬は、人を乗せ、重たい荷物を運び、時には戦で活躍するなど、人々の生活にとって身近で大切な相棒でした。また、立派な馬を持つことは権威の象徴でもありました。本展は、馬に関係するさまざまな文化財を集め、ファミリーでも楽しめるようワークシートを片手に鑑賞できる企画です。
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開催概要
| 展覧会名 | 新春特集展示 うまづくし—干支を愛でる— |
| 会期 | 2025年12月16日(火)~2026年1月25日(日) |
| 開館時間 | 9:30~17:00 (入館は16:30まで) ※金曜日は20:00まで開館 (入館は19:30まで) |
| 会場 | 京都国立博物館 平成知新館 2F-1~3 (京都市東山区茶屋町527) |
| 休館日 | 月曜日、年末年始 (12/29~1/1)、1月13日(火) ※ただし1月12日(月・祝)は開館 |
| 観覧料 (税込) | 名品ギャラリー(平常展)料金で観覧可能 一般 700円 / 大学生 350円 ※高校生以下および満18歳未満、満70歳以上の方は無料(要証明)。 ※大学生は要学生証提示。 ※障害者手帳等をお持ちの方とその介護者1名は無料。 |
| 主催 | 京都国立博物館 |
| 公式サイト | 京都国立博物館 展覧会ページ |
展覧会の見どころ
本展は4つの章で構成されています。
1. あこがれの馬
人を乗せ、荷物を運ぶ大切な相棒であり、持つ人の権威の象徴でもあった「立派な馬」たちを紹介します。
2. かける馬
スポーツや競争で活躍する馬たち。「人馬一体」となって駆ける姿を描いた作品が集まります。
3. いのりと馬
人々の「いのり」と関係する馬たち。なぜ作られ、どのような願いが込められたのかを探ります。
4. うまづくし!
野生の馬や実物大の馬など、たくさんの馬が登場。お気に入りの馬を見つける楽しさがあります。
主な展示作品
- 【重要文化財】 埴輪 馬
- 【重要文化財】 f字形鏡板付轡・三角錐形壺鐙・鞍金具・剣菱形杏葉 (王塚古墳出土)
- 【重要美術品】 三彩馬俑
- 俵藤太絵巻
- 【重要文化財】 駿馬図 (景徐周麟賛)
- 厩図屏風
- 【重要美術品】 賀茂競馬図屏風
- 群馬図屏風 (雲谷等顔 筆)
- 駿馬図屏風 (塩川文麟 筆)
※展示作品は都合により変更される場合があります。
関連イベント
関連土曜講座
- 演題: 「うまづくし—いつも身近に馬がいた」
- 講師: 水谷 亜希 氏(京都国立博物館 主任研究員)
- 日時: 2025年12月20日(土) 13:30~15:00
- 会場: 京都国立博物館 平成知新館 講堂
- 参加費: 無料 (申込不要、要観覧券)
アクセス
- JR・近鉄: 「京都駅」下車、D2のりばから市バス206・208号系統「博物館三十三間堂前」下車すぐ。
- 京阪電車: 「七条駅」下車、東へ徒歩7分。
- 阪急電車: 「京都河原町駅」下車、市バス207号系統「東山七条」下車、徒歩3分。
