2025年2月に岩手県で発生した大規模な林野火災を受け、林野庁、消防庁、気象庁の3庁は合同で、新たな「林野火災予防対策」を開始することを発表しました。
これまで以上に「火の取り扱い」に対する注意喚起が強化されます。アウトドアや農作業をされる方は特に注目です。
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1. 気象情報に「林野火災」が明示される
これまでは、記録的な少雨時に発表される気象情報において、具体的な火災リスクの明示はされていませんでした。
今後は、毎年1月から5月の運用期間中、記録的な少雨時に発表される「少雨に関する気象情報」において、新たに「林野火災」という言葉を明示し、火の取り扱いに対する強力な注意喚起が行われます。
また、乾燥が全国的に広がっている場合には、3庁合同での臨時記者会見も開催されるとのことです。
2. 「林野火災予防ポータルサイト」が開設
気象庁のウェブサイト内に、火災予防に特化した新しいポータルサイトが開設されました。
サイトで確認できる主な情報
- 乾燥注意報・強風注意報の発表状況
- 実効湿度(木材の乾燥具合を示す指標)
- 降水量の推移データ
キャンプの焚き火や、登山、屋外での火気使用の前に、こまめにチェックすることをお勧めします。
林野火災の多くは「人」が原因
林野庁によると、大規模な林野火災の多くは「人為的なもの(焚き火、タバコ、火入れなど)」が原因です。
例年1月から5月にかけては、乾燥や強風の影響により、全国的に大規模な林野火災が発生しやすい時期です。山沿いでのレジャーや農作業、キャンプ等で火を取り扱う際は、新設されたポータルサイト等で地域の乾燥状況を確認することが推奨されます。
出典・参考:
林野庁 プレスリリース「林野火災予防のための新たな取組を開始します」(令和7年12月17日発表)
