石川が誇る「加賀百万石」の華やかな色彩。その伝統を受け継ぐ能美市の街が、一年に一度、最も熱く、美しく染まる季節がやってきます。2026年5月3日(日)〜5日(火)、第117回『九谷茶碗まつり』が開催されます。
今回のテーマは「能登とともに歩む 伝統工芸の技」。震災を乗り越え、歩み続ける能登の輪島塗や珠洲焼の職人たちを応援する想いが、このまつりには込められています。職人の息遣いが聞こえる、三つの主要会場の見どころを紐解いていきましょう。
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「九谷茶碗まつり 2026」開催概要
能美市内の各所に会場が分散し、街を歩きながら工芸に触れる構成となっています。
- 開催期間:2026年5月3日(日)〜5月5日(火)
- 時間:9:00 〜 18:00(※最終日のみ17:00終了)
- 主な会場:
- 根上会場:根上総合文化会館(若手作家・能登の工芸)
- 和田山会場:能美ふるさとミュージアム隣(実力派窯元が勢揃い)
- 九谷陶芸村:実店舗・美術館・体験会
- 入場料:無料
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三つの会場、それぞれの「技」に出会う
1. 根上会場|未来への息吹と能登の応援
今回、特に注目すべきは根上会場です。
- 見どころ:新たに設けられた「若手の作り手エリア」では、次代を担う感性に触れることができます。また、輪島塗・珠洲焼の5店舗が出店。能登の伝統を守り抜く職人たちの手仕事を直接手に取り、支援できる貴重な場所です。
2. 和田山会場|名工の系譜を辿る
17店舗もの実力派窯元が軒を連ねる、まつりの中心的なエリアです。
- 見どころ:青郊窯や美山窯など、九谷の伝統的な意匠から現代のライフスタイルに合う器まで、圧倒的な品揃えを誇ります。
3. 九谷陶芸村|五彩の歴史を学ぶ
「KAM 能美市九谷焼美術館」を中心に、歴史と体験が凝縮されたエリアです。
- 見どころ:期間中は美術館の「五彩館」「浅蔵五十吉記念館」が観覧無料。伝統の登り窯「能美窯」の焼成見学や、絵付け体験など、自ら土に触れる喜びを味わえます。
散策を豊かにする「のみバス」とSNS特典
分散型開催となるため、会場間の移動には公共交通機関が賢明です。
- のみバス無料運行:5/3〜5の期間中、コミュニティバス「のみバス」の全線乗車料が無料となります。「連携ルート」や「観光ルート」を駆使して、効率よく会場を巡りましょう。
- SNSフォロー特典:会場で公式SNSのフォロー画面を提示すると、3,000円以上のお買い上げで200円割引となるキャンペーンも実施されます。
最後に
「九谷茶碗まつり」の真髄は、器を選ぶことだけではありません。それは、数多の職人たちが守り抜いてきた石川の文化そのものに触れ、その歩みを共に支える行為です。輪島朝市の出店や地元のグルメキッチンカーも、このまつりを彩る大切な仲間たちです。
この連休は、能美の風土が育んだ美しき「五彩」の世界へ、ぜひ足を運んでみてください。
最新の出店リストや運行時刻表は、主催の石川県陶磁器商工業協同組合 公式サイトをご確認ください。





