【東京国立博物館】国宝「大般若長光」も!刀剣展示の見どころを徹底解説(2025年6月~8月)

刀剣ファンの皆様へ朗報です。東京国立博物館(トーハク)の本館1階13室にて、2025年6月10日(火)から8月31日(日)まで、珠玉の刀剣コレクションが展示されます。 今回の展示では、足利将軍家旧蔵で織田信長や徳川家康の手にも渡った国宝「大般若長光」をはじめ、数々の名刀が一堂に会します。本記事では、展示される刀剣のリストと見どころを詳しくご紹介します。

展示作品ハイライト

今回の展示では、国宝2振、重要文化財4振を含む、平安時代から江戸時代までの名刀が並びます。特に注目の刀剣をピックアップしてご紹介します。

国宝:至高の名刀

  • 太刀 長船長光(号 大般若長光)
    • 時代: 鎌倉時代・13世紀
    • 特徴: 備前長船派の刀工、長光の代表作。長大な太刀を磨り上げて打刀にしたもので、豪華絢爛な逸話と共に知られる一振です。
  • 刀 相州正宗(名物 中務正宗)
    • 時代: 鎌倉時代・14世紀
    • 所蔵: 文化庁
    • 特徴: 「天下三作」の一人、正宗の作と伝わる名物。名の由来は本多忠勝の官位「中務大輔」からとされています。

重要文化財:歴史を物語る刀剣

  • 太刀 長船兼光(名物 福島兼光)
    • 時代: 南北朝時代・14世紀
    • 特徴: 備前長船派の兼光作。身幅が広く、豪壮な姿が南北朝時代の特徴をよく示しています。
  • 太刀 畠田守家
    • 時代: 鎌倉時代・文永9年(1272)
    • 所蔵: 文化庁
    • 特徴: 備前畠田派の刀工、守家の作。年紀が刻まれており、資料的価値も非常に高い一振です。
  • 刀 長船勝光・治光
    • 時代: 室町時代・16世紀
    • 所蔵: 東京・乃木神社
    • 特徴: 室町時代後期に栄えた備前長船派の合作刀。「勝」と「治」の銘が刻まれています。
  • 太刀 堀川国広
    • 時代: 安土桃山時代・16世紀
    • 所蔵: 和歌山・金剛峯寺
    • 特徴: 桃山時代の名工、堀川国広の作。慶長打ちと呼ばれる相州伝の作風を示しています。

展示作品 全リスト

  • 国宝 太刀 長船長光(号 大般若長光) (鎌倉時代・13世紀)
  • 国宝 刀 相州正宗(名物 中務正宗) (鎌倉時代・14世紀)
  • 重要文化財 太刀 長船兼光(名物 福島兼光) (南北朝時代・14世紀)
  • 重要文化財 太刀 畠田守家 (鎌倉時代・文永9年)
  • 重要文化財 刀 長船勝光・治光 (室町時代・16世紀)
  • 重要文化財 太刀 堀川国広 (安土桃山時代・16世紀)
  • 短刀 志津兼氏(名物 堺志津) (南北朝時代・14世紀)
  • 重要美術品 太刀 古備前友成 (平安時代・12世紀)
  • 重要美術品 太刀 古青江久次 (鎌倉時代・13世紀)
  • 重要美術品 刀 越中則重 (鎌倉時代・14世紀)
  • 太刀 福岡一文字延房 (鎌倉時代・13世紀)
  • 太刀 手掻包永 (鎌倉時代・13世紀)
  • 太刀 奥州宝寿 (鎌倉時代・13世紀)
  • 刀 相州綱広 (室町時代・16世紀)
  • 刀 肥前忠吉 (安土桃山時代・慶長5年)
  • 刀 山城大掾国包 (江戸時代・寛永8年)

【開催概要】

展示名 本館1階13室 「刀剣」

会場 東京国立博物館 本館1階13室

期間 2025年6月10日(火) ~ 2025年8月31日(日)

所在地 東京都台東区上野公園13-9

観覧料 総合文化展:一般 1,000円、大学生 500円 ※本展示は総合文化展の料金でご覧いただけます。

公式サイト 東京国立博物館公式サイト

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