【東京】2026年6月30日・7月1日開催!十条冨士神社大祭「お冨士さん」:霊峰富士のご利益を授かる伝統の祭礼

東京都北区の中十条に、初夏の訪れを告げる鐘の音のように響く伝統行事があります。それが、毎年6月30日と7月1日に開催される「十条冨士神社大祭」です。地元では「お冨士さん」の名で親しまれ、富士山の山開きにあわせて行われるこの祭りは、江戸時代から続く信仰の歴史を今に伝えています。

最大の見どころは、高さ約5.8メートルを誇る「十条冨士塚」。溶岩が配されたこの塚を登り、頂上の石祠に参拝することは、実際に富士山へ登拝することと同じご利益があると言い伝えられています。2026年も、霊峰富士のご利益を求めて多くの参詣者がこの地に集まります。

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富士信仰の歴史を体感する「十条冨士塚」参拝

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十条冨士塚は、区指定有形民俗文化財にも登録されている貴重な場所です。頂上へと続く石段の左右には、かつての登山路を模した跡が残り、中腹には富士山の五合目にあたる小御嶽神社の石祠も鎮座しています。まさに、江戸時代の「富士講(ふじこう)」の人々が、切実な願いを込めて作り上げたミニチュアの聖域です。

参拝の際は、ぜひ塚の頂上にある炉でお線香を焚き上げてください。その煙とともに、富士の神様に願いが届くといわれています。都会の真ん中で、古の人々と同じように富士信仰の精神に触れる時間は、他では味わえない厳かな体験となるはずです。

江戸から伝わる縁起物「麦わら蛇」と参拝の楽しみ

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大祭の両日には、この時期にしか手に入らない特別な縁起物が頒布されます。特に注目したいのが「麦わら蛇(むぎわらじゃ)」です。江戸時代から続くこの縁起物は、かつては市中の火防(ひぶせ)や農村の疫病除けとして重宝されてきました。現在では、水の守り神として台所や水道の近くに飾るのが習わしとなっています。

  • 縁起物(1,000円):冨士仙元大菩薩の霊験を顕わすお守り。神棚などの高い位置にお飾りください。
  • オリジナル千社札:縁起物などを購入した方には、先着で「十条冨士講オリジナル千社札」がプレゼントされます。全4色のシールタイプで、二次元コードから詳細な歴史も学べます。
  • 護摩木・御札・御朱印:それぞれの願いを込めて奉納・拝受いただけます。

「十条冨士神社大祭」開催概要

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大祭期間中は約200もの露店が「フジサンロード」沿いに軒を連ね、縁日のような活気に包まれます。参拝の際は、安全のため現地での誘導に従ってください。

項目詳細内容
開催日2026年6月30日(火)・7月1日(水)
開催場所十条冨士神社(東京都北区中十条2-14-18)
アクセスJR東十条駅より徒歩約5分、JR十条駅より徒歩約10分
公式サイト十条冨士講 公式サイト

アクセスと参拝のルール

十条駅方面へと続く「フジサンロード」は、例年大変な賑わいを見せます。通常は左側通行ですが、混雑時には警察の指導により十条駅方面から冨士塚に向かっての「一方通行」となる場合があります。

JR東十条駅や十条駅から徒歩圏内とアクセスは良好です。駐輪場も完備されていますが、近隣の迷惑にならないようルールを守って利用しましょう。一人ひとりが譲り合いの気持ちを持つことが、歴史あるお祭りを守り続けることにも繋がります。

まとめ:霊峰のパワーを授かる、初夏のひととき

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2026年の夏が本格化するこのタイミングで、十条の地で富士山への思いを馳せてみてはいかがでしょうか。「十条冨士神社大祭」は、地域の人々に守り継がれてきた、温かくも神聖な祭礼です。

賑やかな露店を楽しみながら、心の中には富士山の頂へと続く静かな登拝路を想う――。そんな「祈りと賑わい」が同居する特別な二日間を、ぜひ体験してください。

>>十条冨士講 公式サイトはこちら

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この記事の案内人

刀剣や浮世絵などの古典美術・アートに深い造詣を持つクリエイター兼ライター。「美しいものには、必ず語るべき物語が宿っている」。デザインと文化の交差点から、地域の隠れた魅力や展覧会の見どころを丁寧にお届けします。

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