【10/15~11/17】特別展「漱石・子規・鷗外―文豪たちの自筆展―」が天理大学附属天理参考館で開催

2025年10月15日(水)から11月17日(月)までの期間、奈良県天理市の天理大学附属天理参考館にて、天理大学創立百周年・天理図書館開館95周年記念展「漱石・子規・鷗外―文豪たちの自筆展―」が開催されます。

近代国家へと進む明治時代、近代文学の先駆者として大きな足跡を残した夏目漱石、正岡子規、森鷗外。本展では、天理図書館が所蔵する豊富な近代文学資料の中から、これら三文豪の自筆原稿類を中心に展示します。作家自身の手による原稿から、彼らの息遣いや創作の過程を感じ取ることができる貴重な機会です。

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開催概要

展覧会名天理大学創立百周年記念・天理図書館開館95周年記念展
「漱石・子規・鷗外―文豪たちの自筆展―」
会期2025年10月15日(水)~11月17日(月)
開館時間9:30~16:30 (入館は16:00まで)
会場天理大学附属天理参考館 3階企画展示室
奈良県天理市守目堂町250
休館日毎週火曜日
入場料 (税込)大人 500円 (団体 400円)
小中高生 300円
※団体は20名以上。
※障がい者手帳等をお持ちの方とその介護者1名は無料。
主催天理大学附属天理図書館
公式サイト天理参考館 特設ページ

見どころ:文豪たちの息遣いを自筆資料から

推敲の跡や編集者による書き入れなど、完成された作品からはうかがい知れない創作の過程を、貴重な自筆資料を通して体感できます。

  • 夏目漱石: 『吾輩は猫である』第十章、『坊っちゃん』、『三四郎』、『硝子戸の中』などの自筆原稿。
  • 正岡子規: 漱石との交流も垣間見える『学習帳』や、小説『月の都』の草稿・清書本、『寒山落木』草稿本など。
  • 森鷗外: 小説『魔睡』の鉛筆書き原稿や、ゲーテ『ファウスト』の翻訳稿、史伝『渋江抽斎』の自筆増訂本など。

※出品目録の詳細は公式サイトをご確認ください。

記念講演会

展覧会開催を記念し、講演会が開催されます。

  • 演題: 「漱石・子規・鷗外と近代の出版文化」
  • 講師: 太田 登 氏 (天理大学名誉教授)
  • 日時: 2025年11月3日(月・祝) 13:30開演 (13:00開場)
  • 会場: 天理参考館 研修室
  • 定員: 100名
  • 参加方法: 当日11:00より天理参考館受付にて整理券配布。要入館券。

アクセス

  • 電車・バス: 近鉄/JR「天理駅」より、天理大学行きバス(杣之内キャンパス)乗車約8分、下車徒歩約1分。
  • : 西名阪自動車道「天理IC」より約15分 / 名阪国道「天理東IC」より約5分。

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