千葉県立関宿城博物館は、開館30周年を記念し、企画展「関宿城に舞う鷹の羽~下総久世家~」を2025年10月4日(土)から11月30日(日)まで開催します。
約180年にわたり下総国関宿藩を治めた久世家。幕政の中枢でも活躍した久世家のうち、藩の体制を整備した初期の藩主たちに焦点を当て、ゆかりの品々や関宿の絵図を通じて、その藩政を紐解きます。
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開催概要
- 会期|令和7年10月4日(土)~11月30日(日)
- 会場|千葉県立関宿城博物館(千葉県野田市関宿三軒家143-4)
- 開館時間|9:00~16:30
- 休館日|月曜日(月曜日が休日の場合は翌日)
- 入場料|一般300円、高校・大学生150円
※中学生以下、65歳以上、障害者手帳等をお持ちの方とその介護者1名は無料
※11月3日(月・祝)文化の日はどなたでも無料 - 主催|千葉県立関宿城博物館
- 情報元|千葉県立関宿城博物館HP
展示構成
久世家の家紋「久世鷹の羽」にちなんだ展示品や、貴重な資料が公開されます。
- 久世家の系譜:戦国時代の徳川家とのかかわりから、初代藩主・広之までの系譜を紹介。
- 広之の入部:老中まで昇進した広之が寛文9(1669)年に関宿藩主に就任するまで。
- 家臣団の形成:広之が家臣団をまとめるために定めた規則「(覚書)関宿藩諸規則式覚書」などを紹介。
- 城と領地:広之による城下町整備や御三階櫓再建の功績、藩領の移り変わりなどを絵図と共に紹介。
- 領内の町と村:水陸交通の要衝としての発展と、洪水対策、藩財政について紹介。
- その後の藩主:広之以降、重之・暉之・広明ら初期藩主たちの藩政と幕府との関わりを紹介。
関連事業
(1)シンポジウム「外から見た関宿藩」
関東に配された譜代藩の役割や位置づけについて討論します。
- 講師|鈴木 紀三雄 氏(行田市郷土博物館館長)、永用 俊彦 氏(古河歴史博物館学芸員)
- 日時|11月3日(月・祝) 13:30~15:50
- 会場|野田市関宿コミュニティ会館(いちいのホール) 小ホール
- 申込|10月3日(金)から、県立関宿城博物館宛てに電話(04-7196-1400)または来館で受付
(2)ミュージアムトーク
担当学芸員による展示解説会です。
- 日時|10月18日(土)、11月15日(土) 各日11:00~、13:30~(1日2回)
- 申込|当日受付
(3)体験教室「甲冑(かっちゅう)を着てみよう」
甲冑を着て武者になりきれます。
- 日時|11月9日(日)、11月22日(土) 各日10:30~12:00、13:30~15:00
- 申込|当日受付
(4)ワークショップ「ぬりえ『御三階櫓(ごさんかいやぐら)を作ろう』」
関宿城の天守閣の塗り絵シールを貼って完成させます。
- 日時|会期中の開館時間内
- 場所|エントランスホール
同時開催
謎解きクイズラリー「むず難(むず)!?チーバくんとカッピーのせきやど探検隊」
関宿城の周辺で宝箱を探し、クイズに挑戦しながら関宿の歴史について楽しく学ぶクイズラリーも11月30日(日)まで開催中です(受付:博物館、9:00~15:00)。
