国宝・重文多数|京博で「縁を結ぶかたな」展 (2026/2/4〜3/22) 刀剣鑑賞の4テーマを学ぶ

2026年2月4日(水)より、京都国立博物館の平成知新館にて、特集展示「縁(えにし)を結ぶかたな—国宝・重要文化財で学ぶ刀剣鑑賞—」が開催されます。

本展では、国宝「太刀 銘 安家」や名物「骨喰藤四郎」、坂本龍馬所用の刀など、歴史に名を刻む刀剣名品が一堂に会します。普段の生活では身近に感じることのない「刀剣」という分野の奥深さを、「形」「銘」「刃文」「刀身彫刻」の4つのテーマを通して、鑑賞の基本から学ぶことができる、愛好家必見の内容です。

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展覧会の見どころと主な刀剣

注目の国宝・重要文化財

京都国立博物館の収蔵品を中心に、歴史上の人物や物語に縁の深い貴重な刀剣が多数展示されます。

  • 国宝「太刀 銘 安家」
  • 重文 名物「桑名江」(刀 金象嵌銘 本多美濃守所持/義弘本阿(花押))
  • 重文 名物「義元左文字」(刀 金象嵌銘 永禄三年五月十九日義元討捕刻彼所持刀/織田尾張守信長)
  • 重文 名物「骨喰藤四郎」(薙刀直シ刀 無銘、豊国神社所蔵)
  • 重文 名物「秋田藤四郎」(短刀 銘 吉光)
  • 刀「銘 吉行」(坂本龍馬所用)

これらの名刀を通して、刀剣に込められた技術や歴史、そして物語を感じ取ってください。

刀剣鑑賞の4つのテーマ

刀剣の鑑賞ポイントを以下の4つのテーマに沿ってわかりやすく解説します。

  • 形(すがた):刀剣の全体的な形状や時代ごとの特徴
  • 銘(めい):作刀した刀工のサインやその背景
  • 刃文(はもん):刀身の表面に現れる模様の美しさ
  • 刀身彫刻(とうしんきょく):刀身に刻まれた装飾や意味

開催概要

  • 展覧会名|特集展示 縁(えにし)を結ぶかたな—国宝・重要文化財で学ぶ刀剣鑑賞—
  • 会期|2026年2月4日(水)~3月22日(日)
  • 会場|京都国立博物館 平成知新館1F-4・5
  • 住所|京都市東山区茶屋町527
  • 公式サイト京都国立博物館
  • 開館時間|9:30~17:00(入館は16:30まで)
    • ※金曜日は20:00まで開館(入館は19:30まで)
  • 休館日|月曜日(ただし2月23日(月・祝)は開館、2月24日(火)は休館)

観覧料

区分料金備考
一般700円
大学生350円学生証をご提示ください
無料0円高校生以下、満18歳未満、満70歳以上、障害者手帳等をご提示の方とその介護者1名など

※本観覧料で当日の平成知新館の全展示をご覧いただけます。

主なアクセス

  • 京阪電車|七条駅下車、東へ徒歩7分
  • JR|京都駅からJR奈良線にて東福寺駅下車、京阪電車にて七条駅下車、東へ徒歩7分
  • 市バス|JR京都駅D2のりばから206・208号系統にて「博物館三十三間堂前」下車、徒歩すぐ

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