東京国立博物館(トーハク)本館13室にて、2025年3月18日(火)から6月8日(日)まで、刀剣展示が開催されます。
今回の展示では、国宝「太刀 銘 福岡一文字吉房」や国宝「太刀 銘 福岡一文字助真」をはじめ、鎌倉時代から南北朝時代にかけての名刀が集結。
重要文化財「刀(名物 石田正宗)」、重要文化財「脇指(名物 石田貞宗)」、重要美術品「太刀 銘 伯耆安綱」など、刀剣ファンならずとも見逃せない貴重な刀剣が展示されます。
目次
展示内容
主な展示品
- 国宝 太刀 銘 福岡一文字吉房 (鎌倉時代・13世紀)
- 国宝 太刀 銘 福岡一文字助真 (鎌倉時代・13世紀)
- 重要文化財 刀(名物 石田正宗) (鎌倉時代・14世紀)
- 重要文化財 脇指(名物 石田貞宗) (南北朝時代・14世紀)
- 重要美術品 太刀 銘 伯耆安綱 (平安時代・10~12世紀)
見どころ
今回の東京国立博物館本館13室の刀剣展示は、鎌倉時代から南北朝時代にかけての刀剣に焦点を当てた、刀剣ファン必見の内容となっています。
中でも注目は、国宝「太刀 銘 福岡一文字吉房」と国宝「太刀 銘 福岡一文字助真」の2振。これらは、鎌倉時代に備前国(現在の岡山県)で活躍した福岡一文字派の刀工によって作られた名刀です。福岡一文字派の作品は、華やかな刃文が特徴で、その美しい姿は、時代を超えて多くの人々を魅了し続けています。
また、安土桃山時代から江戸時代初期の武将・石田三成が所持していたと伝えられる、重要文化財「刀(名物 石田正宗)」と、同じく石田三成所持と伝わる重要文化財「脇指(名物 石田貞宗)」も見逃せません。歴史上の人物と深く関わりのある名刀を間近で見られる、またとない機会です。
さらに、平安時代に伯耆国(現在の鳥取県)で作られた重要美術品「太刀 銘 伯耆安綱」も展示されます。現存数の少ない安綱の作品は、古雅な趣が魅力で、刀剣の歴史を感じさせてくれます。
開催概要
- 会期: 2025年3月18日(火)~2025年6月8日(日)
- 会場: 東京国立博物館 本館13室 (東京都台東区上野公園13-9)
本館13室の展示品紹介ページ - 開館時間:
- 9時30分~17時00分
- 毎週金・土曜日、2025年1月12日(日)、2月23日(日・祝)は~20時00分
- (入館は閉館の30分前まで)
- (注)2024年9月27日(金)、9月28日(土)の夜間開館は19時00分まで(入館は18時30分まで)。
- 休館日:
- 月曜日(ただし月曜日が祝日または休日の場合は開館し、翌平日に休館)
- 2024年12月17日(火)
- 年末年始(2024年12月23日(月)~2025年1月1日(水・祝))
- その他、臨時休館・臨時開館あり。
- (詳細は東京国立博物館公式サイトをご確認ください)
- 料金:総合文化展(平常展)観覧料
- 一般 1,000円
- 大学生 500円
- アクセス:
- JR上野駅公園口、または鶯谷駅南口下車 徒歩10分
- 東京メトロ 銀座線・日比谷線上野駅、千代田線根津駅下車 徒歩15分
- 京成電鉄 京成上野駅下車 徒歩15分
- 台東区循環バス「東西めぐりん」で「上野駅入谷口」もしくは「JR上野駅公園口」バス停から「上野公園経由・三崎坂往復ルート」のバスに乗車し、「東京国立博物館前」バス停下車。