【茨城・結城蔵美館】天下三名槍「御手杵の槍」特別展示!1階で360°鑑賞のチャンス (5/1~5/31正午)


天下三名槍(てんがさんめいそう)の一つに数えられる名槍「御手杵の槍」(おてぎねのやり)。 茨城県結城市の結城蔵美館にて、この御手杵の槍を2025年5月1日(木)から5月31日(土)正午までの期間限定で特別展示する「5月の展示 天下三名槍「御手杵の槍 間近で360゜+α」」が開催されます。

普段は2階のケース内で展示されている槍を、期間中は1階の本蔵オープンスペースに移動し、より間近で、様々な角度から鑑賞できる貴重な機会となります。

目次

御手杵の槍とは? 天下三名槍の一つ

「御手杵の槍」は、室町時代に下総国結城の大名・結城晴朝が作らせたと伝わる大身槍(おおみやり)です。その名の由来は、鞘が手杵(てぎね:餅などをつく杵)の形をしていたことからとされています。 静岡・三島大社所蔵の「名物 号 篭手切正宗」と共に駿河国嶋田の刀工・五条義助(後に助宗と改銘)が鍛えたとも、あるいは同田貫の作とも諸説ありますが、その巨大さ、豪壮さで知られ、徳川家康の嫡男・松平信康を経て、結城(松平)家に伝来しました。 現在はレプリカ(写し)が結城蔵美館に収蔵されており、日本号(福岡市博物館蔵)、蜻蛉切(個人蔵の写しが複数存在)と並び「天下三名槍」と称される、日本を代表する名槍の一つです。

展示詳細:1階オープンスペースで迫力の姿を体感!

今回の特別展示では、通常は2階のケース内に展示されている御手杵の槍(写し)が、1階の本蔵オープンスペースに展示されます。 これにより、ガラス越しではなく、より間近で槍の全体像や細部を360度に近い角度からじっくりと鑑賞することが可能になります。

その刃長は138cm拵え(こしらえ)を含めた全長は約4.2mにも及ぶという、まさに圧巻の迫力。天下三名槍の名にふさわしい、その雄大な姿をぜひ間近で体感してみてください。

展示は5月31日(土)の正午(お昼の12時)までとなっていますので、ご注意ください。

開催概要

項目詳細
展覧会名5月の展示 天下三名槍「御手杵の槍 間近で360゜+α」
展示物御手杵の槍(写し)
期間2025年5月1日(木) ~ 5月31日(土) 正午まで
会場結城蔵美館 1階 本蔵オープンスペース
住所茨城県結城市結城1330
開館時間午前9時~午後5時
休館日毎週木曜日 (祝日の場合は翌平日休館) ※5月1日(木)やGW期間中の開館状況については、念のため施設にご確認ください。
入館料無料
情報源結城蔵美館(市HP) / 結城蔵美館 公式X

【注意】 開館時間、特に木曜日の開館状況については、ゴールデンウィーク期間中など変更の可能性もございますので、お出かけ前に電話等で施設に直接ご確認いただくことを強くお勧めします。

まとめ

茨城県結城市の結城蔵美館で、天下三名槍の一つ「御手杵の槍」(写し)が5月限定で特別展示されます。普段とは違う1階オープンスペースで、その全長約4.2mの迫力を間近で360度体感できる絶好の機会です。入館無料なのも嬉しいポイント。展示は5月31日(土)の正午までとなっていますので、ご興味のある方はお早めに!

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