

半世紀を越えて受け継がれる、子供たちへの「心の贈り物」
新緑が山々を鮮やかに染める季節、日本最後の清流・四万十川には、全国から届いた約500匹の鯉のぼりが川面を渡る風を受けて悠々と泳ぎます。この「鯉のぼりの川渡し」は、単なる観光イベントではなく、ある温かな物語から始まりました。
昭和48年、地元の少年たちが漏らした「大きくなったから、家で鯉のぼりを上げてくれなくなった」という寂しげな言葉。それを聞いた当時の体育会の青年たちが「よし、おまんらあの鯉のぼりを持ってこい!俺たちがまとめて上げてやる」と応えたのが全ての始まりです。翌昭和49年、わずか50匹ほどから始まったこの取り組みは、30年以上もの間、地域の人々によって守り続けられ、今では全国から鯉のぼりが託される四万十の象徴となりました。
5月3日開催。家族で楽しむ「よってこい四万十」の魅力
混雑が予想されるため、周辺の宿泊施設や飲食店の事前予約・空きチェックがおすすめです。
この壮大な景色を間近に望む「こいのぼり公園」では、2025年5月3日(土・祝)に、家族連れを対象としたイベント「第22回 よってこい四万十~こいのぼり交流の集い~」が開催されます。
会場では、四万十の名産である新聞バッグ作りやペーパークラフトの体験、さらには大人も子供も夢中になれる「アメゴの釣り堀」が登場。四万十川の豊かな恵みをその場で感じられるプログラムが用意されています。また、地場産品の販売やキッチンカー、屋台の出店も並び、清流のせせらぎを聞きながら地元の味に舌鼓を打つ贅沢な時間を過ごせます。
清流を泳ぐ鯉のぼりと共に、心豊かな休日を
会場にはお子様に人気のエアートランポリンなども設置され、例年、新緑の風を楽しむ家族連れで賑わいを見せます。
・鯉のぼりの川渡し期間:2025年4月13日(日)~5月10日(土)
・イベント開催日:2025年5月3日(土・祝) 10:00~15:00
・会場:こいのぼり公園(高知県高岡郡四万十町十川9)
・アクセス:予土線十川駅から徒歩5分
なお、5月2日(金)は鯉のぼりの手直し作業が行われるため、遊泳する姿が見られない時間帯がございますのでご注意ください。長い年月を経てなお、色褪せることのない「子供たちとの約束」。その想いが詰まった500匹の共演を、ぜひ四万十の澄んだ空の下でご覧ください。
【開催概要】
・場所:高知県四万十町十川(こいのぼり公園)
・内容:体験教室(新聞バッグ・ペーパークラフト)、アメゴ釣り堀、地場産品販売、屋台等
・駐車場:あり
・お問い合わせ:四万十町十和地域振興局(0880-28-5111)
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