伊勢に暮らす人々にとって、20年に一度の「喜び」の時がついにやってきます。
2026年(令和8年)5月から、第63回神宮式年遷宮(令和15年開催予定)に向けた伝統行事『第1次お木曳行事(おきひきぎょうじ)』が開始されます。
550年以上の歴史を持ち、市や国の文化財にも指定されているこの行事は、神宮の社殿を建て替えるための「檜(ひのき)のご用材」を神域へと運び入れるもの。伊勢の街が最もにぎわい、活気にあふれる2年にわたる祭典の、今年度のスケジュールと現場の情報を整理しました。
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外宮「陸曳(おかびき)」:2026年5月9日~6月13日


外宮へのご用材奉納は、巨大な奉曳車(ほうえいしゃ)に木を載せて陸路を進む「陸曳」で行われます。


- 日程:期間中の金・土・日曜日(全15日間)
- 市内奉曳団(土・日): 中島町を出発し、外宮北御門を目指します。1日4〜5つの団が順次出発します。
- 出発目安:1番車 9:30ごろ 〜 5番車 13:10ごろ
- 到着目安:1番車 12:30ごろ 〜 5番車 16:10ごろ
- 特別奉曳(5月31日):
「磯町慶光院曳」が中島町から内宮まで、朝6時から夜19時までかけて行われる特別な1日です。
内宮「川曳(かわびき)」:2026年7月25日~8月2日


内宮への奉納は、清流・五十鈴川を舞台にご用材を川へ流して引き上げる「川曳」です。夏の伊勢を象徴するダイナミックな光景が広がります。


- 日程:7月25日・26日、8月1日・2日(全4日間)
- コース:五十鈴川 浦田橋付近 ~ 内宮神苑
- 時間目安:
- 出発:10:00ごろより順次
- 到着(宇治橋):13:40ごろより順次
20年に一度の神事を楽しむための注意点
お木曳は単なる観光イベントではなく、神聖な神事です。訪れる際は以下の点にご注意ください。
- 大規模な交通規制:
奉曳コース周辺では車両通行止めなどの規制が行われます。伊勢市内は非常に混雑するため、公共交通機関の利用を強くおすすめします。 - 駐車禁止の徹底:
奉曳コース上はもちろん、周辺での違法駐車・迷惑駐車は厳禁です。 - 時間の前後を考慮:
大規模な人力での奉曳のため、到着時刻は天候や進行状況により前後する場合があります。時間に余裕を持って行動しましょう。
最後に
「お木曳」は、伊勢市民(神領民)が直接遷宮に関わることができる数少ない、そして最も誇らしい機会です。5月から6月にかけて、二見の街で身を清める「浜参宮」の法被姿を見かけるようになれば、いよいよ本番。
20年という長いサイクルで受け継がれてきた伝統の熱量を、ぜひ現地で体感してください。
詳細な運行表や交通規制マップについては、伊勢御遷宮委員会 公式ホームページにて事前に最新情報をご確認ください。






