

出典:京都市勧業館
新緑が目に鮮やかな京都・岡崎。歴史ある美術館や神社のすぐ側で、もう一つの「歴史」に触れる5日間が始まります。
2026年5月1日(金)から5日(火)まで、京都市勧業館「みやこめっせ」にて、『第44回 春の古書大即売会』が開催されます。
京都古書研究会が主催するこの催しは、京都の古書店が一堂に会する国内有数の規模を誇る古本市です。誰かの手を経て、時代を越えて運ばれてきた「紙の記憶」たち。それらが並ぶ会場の静かな熱気は、本を愛する者にとって何物にも代えがたいものです。
目次(タップで記事に飛びます)
1. 50万冊の海から「自分だけの一冊」を掬い上げる
会場となる1階・第2展示場には、古典籍から戦前の資料、近代文学、美術書、さらには児童書や近年の文庫本まで、あらゆるジャンルの古書がひしめき合います。
- 一期一会の出会い:
古書との出会いは、まさに一期一会です。探し求めていた絶版の本にふと指が触れる瞬間や、予期せぬ美しい装丁の本に目を奪われる瞬間。広い会場をゆっくりと歩き、本との対話を楽しむのがこのイベントの醍醐味です。 - 充実の「目録」で予習を:
事前に出品内容を把握したい方のために、4月10日頃より「古書即売会目録(定価500円)」が発行されます。参加店で購入・申し込みが可能ですので、お気に入りのジャンルを事前にチェックしておくのも良いでしょう。
💡 こちらもおすすめ:
【京都】2026年5月2日・3日開催「第28回京都刀剣まつり」歴史を映す鉄の美学
2. 岡崎エリアの文化散策とともに
会場のみやこめっせが位置する岡崎エリアは、京都でも有数の文化・芸術拠点です。
- 知的な休日を過ごす:
古本市で手に入れた本を手に、近くの平安神宮の神苑を散歩したり、近隣の美術館を巡ったり。GWの喧騒から少し離れて、知的な刺激に満ちた静かな時間を過ごすことができます。 - 雨の日も安心して楽しめる:
屋内会場での開催ですので、天候に左右されずじっくりと本選びに没頭できるのも、この時期のお出かけには嬉しいポイントです。
3. 開催概要・アクセス
- 名称:第44回 春の古書大即売会
- 会期:2026年5月1日(金)~5月5日(火)
- 時間:10:00~16:45(※最終日は16:00閉場)
- 会場:京都市勧業館「みやこめっせ」 1F 第2展示場
- 住所:京都市左京区岡崎成勝寺町9-1
- アクセス:
- 地下鉄東西線「東山駅」より徒歩約8分
- 市バス「岡崎公園 美術館・平安神宮前」下車すぐ
- 公式サイト:京都古書研究会 公式サイト
最後に
かつて誰かが読み、大切に保管していた本。そのページを捲れば、今の自分にはない視点や、失われつつある言葉の美しさに出会えるかもしれません。
2026年のGW。京都の街を歩くその足で、ぜひ「知の迷宮」へ迷い込んでみてください。何千、何万という背表紙の中から、今のあなたを待っている一冊が、きっと見つかるはずです。






