【岐阜・刀剣展示】岐阜県博物館「尾張徳川家ゆかりの美濃刀」展 (10/10~) 徳川美術館の名品が集結!

2025年秋、岐阜県博物館にて開館プレ50周年を記念した特別展「尾張徳川家ゆかりの美濃刀」が開催されます。開催期間は2025年10月10日(金)から12月7日(日)まで。 全国屈指の武家文化コレクションを誇る徳川美術館が所蔵する、尾張徳川家伝来の刀剣の中から、特に美濃国(現在の岐阜県南部)で製作された刀剣、通称「美濃刀」に焦点を当てた注目の展覧会です。

目次

展覧会の見どころ

岐阜県博物館が立地する関市は、中世の一大日本刀産地を継承した刃物の町。同館では刀剣を展示の柱の一つと位置づけ、美濃・尾張で作られた刀剣や、美濃・飛騨ゆかりの刀剣を常設展示してきました。

今回の特別展では、徳川美術館の豊富なコレクションの中から、これまで公開機会が稀であった「美濃刀」を一堂に紹介します。戦国時代、天下人の地元で鍛錬された美濃刀は、その切れ味や使い勝手の良さで評価されながらも、美術的価値や市場価値においては他の地域の刀剣に比べて見過ごされがちでした。 本展では、徳川家康の遺贈品を核とする尾張徳川家伝来の名刀群の中に含まれる、知られざる美濃刀の数々を、そのゆかりの地である岐阜で公開することに大きな意義を見出しています。

注目の展示品(一部)

  • 短刀 無銘 志津(名物 戸川志津) (徳川美術館蔵)
  • 刀 朱銘 兼氏(花押) (徳川美術館蔵)

これらの名品をはじめ、尾張徳川家と美濃刀の関わりを紐解く貴重な品々が展示される予定です。

開催概要

項目詳細
展覧会名開館プレ50周年記念特別展「尾張徳川家ゆかりの美濃刀」
開催期間2025年10月10日(金) ~ 12月7日(日)
会場岐阜県博物館 (岐阜県関市小屋名1989 岐阜県百年公園内)
開館時間【10月】午前9時~午後4時30分 【11月・12月】午前9時30分~午後4時30分 ※いずれも入館は午後4時まで
休館日月曜日(祝日または振替休日の場合はその翌平日)、年末年始(12月29日~1月3日)
観覧料一般600円(520円)、大学生300円(200円)、高校生以下無料 ※( )内は20名以上の団体料金
主催岐阜県博物館
公式サイト岐阜県博物館ウェブサイト

まとめ

岐阜県博物館のプレ50周年記念特別展「尾張徳川家ゆかりの美濃刀」は、徳川美術館の秘蔵とも言える美濃刀にスポットを当てる、またとない機会です。 これまであまり光が当てられてこなかった美濃刀の魅力と、尾張徳川家との歴史的な繋がりを、この機会にぜひご堪能ください。

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