【長野・刀剣展示】相楽総三と桐野利秋の遺刀が157年ぶり再会!下諏訪宿本陣岩波家「遺刀展」【2025年5月5日(月・祝)まで】

幕末の志士たちの魂が、ゆかりの地で交差する――。 長野県下諏訪町の「下諏訪宿 本陣 岩波家」にて、ゴールデンウィーク特別企画「遺刀展」が本日2025年5月5日(月・祝)まで開催されています!

この特別展では、赤報隊隊長として知られる相楽総三(さがら そうぞう)が、最期の地となった下諏訪宿の本陣当主・岩波太左衛門に託したとされる懐刀(遺刀)と、相楽の同志であり「人斬り半次郎」の異名を持つ桐野利秋(きりの としあき、中村半次郎)が遺した太刀(松本市の研究家所蔵)が、157年の時を経て初めて一堂に会しています。

幕末の動乱期を駆け抜けた二人の志士ゆかりの刀が、相楽終焉の地である本陣で展示されるという、まさに歴史的ロマンあふれる企画です。

目次

展示される刀剣:二人の志士の魂

  • 相楽総三 懐刀: 赤報隊を率い、年貢半減を掲げて進軍するも、偽官軍とされ下諏訪で処刑された相楽総三。彼が当主・岩波太左衛門に託したとされる魂の遺刀。
  • 桐野利秋 太刀: 相楽総三の同志であり、「人斬り半次郎」として恐れられた幕末の志士、後に明治政府の陸軍少将となるも西南戦争で散った桐野利秋。彼が遺したとされる太刀(個人蔵)。

関連人物について

  • 相楽総三: 幕末の志士。赤報隊隊長。新政府軍の先鋒として進軍中、偽官軍とされ下諏訪で処刑される。
  • 桐野利秋: 幕末の志士(中村半次郎)、明治期の軍人。戊辰戦争で活躍。西南戦争で西郷隆盛に与し戦死。

ギャラリートークも!

期間中は、桐野利秋の太刀の所有者である歴史刀剣研究家・佐藤肇祐氏による解説も行われています。

開催概要

項目詳細
展覧会名GW特別企画「遺刀展」~相楽総三・桐野利秋 遺刀展示~
開催期間2025年5月3日(土・祝) ~ 5月5日(月・祝)
開催時間9:00~17:00 (最終入館 16:30)(※通常開館時間)
会場下諏訪宿 本陣 岩波家
住所長野県諏訪郡下諏訪町横町3492番地イの1
入館料一般 800円、中学生以下 400円
主催下諏訪宿 本陣 岩波家 (※推定)
問合せ先0266-28-7055 (下諏訪宿 本陣 岩波家)
公式サイトイベント告知ページ

その他

  • 会場となる岩波家の庭園では、ツツジが見頃を迎えています。

アクセス・駐車場

  • 会場: 下諏訪宿 本陣 岩波家
  • 住所: 長野県諏訪郡下諏訪町横町3492番地イの1
  • アクセス: JR中央本線「下諏訪駅」から徒歩約10分
  • 車: 長野道「岡谷IC」から約15分 / 中央道「諏訪IC」から約25分
  • 駐車場: あり(3台) ※台数が少ないため公共交通機関推奨

まとめ

本日5月5日最終日!長野県下諏訪町の「下諏訪宿 本陣 岩波家」で、幕末の志士・相楽総三と桐野利秋(中村半次郎)ゆかりの刀を展示する特別企画「遺刀展」が開催されています。157年ぶりとなる二振りの再会を、相楽終焉の地で見届ける貴重な機会です。 会場では専門家による解説(時間は要確認)や、見頃のツツジも楽しめます。GWの最終日、幕末ロマンに触れてみてはいかがでしょうか。

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