天道
刀剣・歴史担当ライター。幼い頃に居合を教わった際に本物の日本刀に触れて以来興味を持ってきた。良し悪しは自分が振りたいかどうかで判断しがち。波游ぎ兼光や鬼塚吉国の刀が好き。
藤城
江戸漫画絵師。この記事のイラストも担当。刀では虎徹や同田貫が好き。
新年恒例！『国宝 太刀 名物「日光一文字」』展！
藤城「圧切長谷部」（※）とともに、すっかり新年時期の恒例行事になりましたね！
福岡市博物館の「日光一文字」展。
天道福岡市博物館は所蔵刀剣を精力的に公開してくださってるから本当にありがたいね。
藤城現在計画されているリニューアル（※）でも、更に色々公開が期待できちゃいますよね！
※福岡市博物館の大規模リニューアルについての記事はこちらから
天道そうだね。では、早速今回の展示レポートと行こう。
「重花丁字」刃文がよく見えるポイント案内も嬉しい！
天道展示室はこのような感じです。企画展示室の一角に「⼤⾝鎗 名物 ⽇本号」と隣合わせで展示しています。
天道左奥が「日本号」、右奥が「日光一文字」です。
藤城「一文字派」に特徴的な「重花丁字（じゅうかちょうじ）」の刃文が良く観察できるような見方の案内があるのも嬉しいですね。
「葡萄文蒔絵刀箱」といっしょに展示
天道今回は、日光一文字の刀箱である「葡萄文蒔絵刀箱」とともに展示してくれていたよ。
藤城葡萄柄の箱ですね！美しくてこれも見応えがあります
展示室は二階の「企画展示室」で行われています
天道展示は二階の「企画展示室」なので、
中央階段から上がってください。
藤城二階に上がったら、企画展示室前に「黒田家名宝展示」と書かれた大きなタペストリーがあります。
藤城その右に展示室入口があるんですが、さらにその右に受付がありますのでそこで入場料を払って入ります。
企画展示室が無料で見られる「クラブ」があります！
藤城知ってますか？企画展示室が無料で見られる「クラブ」のことを！
天道それは「wa＋club（わたすクラブ）」。
福岡市文化芸術振興財団が運営する会員制度で、福岡市博物館ほか福岡市のいくつかの展示館の常設展が無料で入れるんです。
詳しくは公式サイトをご確認下さい。
藤城2026年10月頃から福岡市博物館のリニューアル休館後、「wa＋club（わたすクラブ）」の無料範囲がどうなるかは今後の情報を待ちたいと思います！
博物館のリニューアルについてはこちらから！
